2014年3月29日(土)
岐阜県の北の端、目の前は富山県という位置にあるオゾウゾ山に行って来ました
なかなかインパクトのある名前ですな
ルートは東の成出ダムからと西の桂湖の最奥にある桂橋からが一般的に登られている様です
と言ってもどちらもちゃんとした登山道があるわけではなく 無雪期はヤブ漕ぎとか・・・
桂湖への道路はまだ冬季閉鎖中で登山口まで車で入れないので
成出ダムからのルートで行きます
成出ダムからのルートは途中までは鉄塔巡視路利用、
その後ヤブ道となるのですが そのヤブを避ける為雪のある時が良いだろう、山頂からの眺めも良いハズ
しかし上の鉄塔辺りは急登なので出来れば雪はない方が良いが そのタイミングを見極めるのは難しい
が、いつでも行けるわけではないので まあ今日がチャンスなのでは
・・・と同行のARI氏が考えてくれ今回の出撃となったのですが、さてどうだったのでしょうか
《山頂より大笠山方面》
国道156号線を北上
7:55 合掌大橋を渡った越前トンネル手前左側のスペースに駐車してスタート
越前トンネルの中の歩道を通り 出てすぐ右折して成出ダム方面へ
スタートから5分で鉄塔巡視路入口
雪で道はよくわからないのですが何となくワカンらしいトレース(今日のものではない)もあり
適当に尾根に向かって登って行きます
尾根に上がるとスタートから30分で1つ目の鉄塔、2つ目の鉄塔も見えてます
雪は緩くズボズボ、時々深く踏み抜き結構疲れますよ(>_<)
それまで雪は時々無いところもあったのですが
3つ目の鉄塔手前の陽当たりの良い急登ではすっかり消えており
少々荒れた ひねり入りプラ階段を
登る、のぼる、、スノーシュー重い・・・
そこにはイワウチワの葉がたくさんあり、蕾もチラホラあったのですが残念ながら開いているものはなかったです
3つ目の鉄塔すぐ下に来るとまたしっかり雪があり
やはり急なのでARI氏の作ってくれた足形階段を登り
鉄塔真下からは北側のタカンボウ山と奥に猿ヶ山が見える
その間にタカンボースキー場も見えていますが、
タカンボウと
タカンボー・・何故だ、、、
北東には成出ダムと深い緑のダム湖
雪の途切れたところにはフキノトウ、ホッとする一瞬でした
この後3つ目と4つ目の鉄塔の間が一番の難所で写真撮り忘れましたが
ココが一番急な所で雪のしっかりあるところは少々怖かったので
雪が落ちて出ている灌木の枝を掴んでよじ登りました
その後も急な雪上歩きは続き、登りは良いけどコレ降りは怖いよなぁと自分はビビリまくり(-_-)
4つ目の鉄塔過ぎて少し行ったところから やっと緩く広くなって
やっと笑顔で景色を眺められる様になりました
北西側に大門山
ヒョロっとした枯木には
芸術的なツルアジサイのドライフラワー
振り向けば反射板が確認出来る大滝山
南東には奥の方に猿ヶ馬場山と籾糠山が見えている
やがて少々開けてきて
気持ち良い空間に♪
タカンボウ山より猿ヶ山が高くなりました
わ、わ、山頂だぁ
11:25 ツルンとした山頂、正面にはドカンと大笠山~笈ヶ岳
ふぁ~、スゴイぞー
あ、結局山頂までつぼ足でした
その左の方には奥にチラッと白山が見えていましたが霞んでいるので写真では分かりませんね
北側の猿ヶ山方面は樹木で展望イマイチです
少し前に出てみると一段と素晴らしい、一番右が大笠山
桂湖から大笠山へ登る長い尾根がずっと見えていてカッコイイですな
真ん中の大笠山の右の方には木が邪魔してましたが
奈良岳~見越山~赤摩木古山~大門山と見えております
さ、ランチしよ~
のんびりしよ~、実に気持ち良い山頂です
14:10 正面の大滝山を見ながら下山開始
ブナなど自然林ばかりで良いとこですね
少し下った展望地からは三ヶ辻山~人形山~カラモン峰かな
また少し下ると人形山~大滝山の展望地、イイ眺めだ~
その後山頂から履いてきたスノーシューをアイゼンに変えて 急傾斜の鉄塔部を慎重に下ります
そしてココが本日一番の難所、登りで写真撮り忘れたので今度は撮って
急なので後ろ向きで降ります、枝から手放したらアカンよ~
いつ枝が跳ね上がるか分からないのでドキドキ
この後雪の無いプラ階段でアイゼンを外し、踏み抜く雪に苦戦しながら車へと戻って行きました 16:00
貸切の静かな山頂は素晴らしかったです、今日行けて良かった
しかし、これぐらいでビビっている私はまだまだ修行が足りませんな、もっと経験しなければ(^^ゞ
駐車地→山頂 3時間30分
山頂→駐車地 1時間50分