2013年12月1日(日)
安倍奥へ富士山を眺めに行ってきました。大光山と書いて「おおぴっかりやま」と読む、なんて可愛らしい名前なんでしょう。コース取りは色々出来ますが、車2台で安倍峠から草木へ下る事に。
安倍峠の標高は1450mくらい、バラの段まで200mほど上がるとあとは大光山まで小さなアップダウンを繰り返すほぼ水平道。初冬の青空の下、葉の落ちた木々の間から富士山を見ながら気持ち良い稜線散歩してきました
《縦走路より富士山と愛鷹山塊》
梅ヶ島温泉から林道豊岡梅ヶ島線を山梨方面へと向かい、安倍峠の駐車場からスタート。トイレは汲み取り式で一部便器の破損あり、あまり良い状態ではありませんがトイレットペーパーはちゃんと置いてありました
駐車場から車道を山梨方面へ5分進んで安倍峠入口
そこを降りたところが安倍峠。昨年 八紘嶺に行った時に通ってます
峠から7分で尾根に上がり数メートル左へ行った所から、富士山見えました(^^)v
霜柱の長いこと! 束になってエノキ茸の様だよ(^^ゞ
まだ日の当らない急坂ふぅふぅ
緩くなったと同時に 日当たり良好~。ここから稜線散歩の始まりだよん
そして ドーンと富士山のお出まし。白い帽子被った富士山はイイですな♪
で、まず一つ目「バラの段」到着
この先ずっとこんな感じで富士山が見えたり隠れたり。葉の付いてる時期はたまーにしか見えないんでしょうね、この時期に来て良かった♪ でもここはシロヤシオが多く花の時期にも来てみたい所なんです。どうせその時期は富士山の見える確率は低いから花を見ることを目的に来るのもイイね
進んでる方向は逆光なので写真はイマイチですが、振り向くとこんな青空!
時々開けてスッキリ見えるから、イチイチ撮ってしまいます
でもこの辺り結構ガレてたり痩せてたりしてるんですよ、写真右端が登山道
ところが「ワサビ沢の頭」を過ぎた所から突然ガレ場はなくなり、ブナの多いとっても歩きやすい道になりました
ふん、ふん、ふ~ん ムラサキ女ご機嫌♪
う~ん、イイ青空だ
アップどん。富士山の手前は長者ヶ岳~天子ヶ岳でしょうかね
この辺り巨木も多く
うん、なかなかですなぁ
「大笹の頭」を過ぎた辺りからは ほら、こんなに広く水平でまるで公園の様
ピッカリ公園と勝手に名付けました
何度も富士山登場
そして安倍の大滝へ下る分岐、そこから50mくらいで
奥大光山。この稜線上のピークは何処も特に広くなっているわけでもなく通過点の様で、印すものが無ければ気付かないかも
奥大光山からは富士山と
反対側は笹山方面、眼下に黄金の湯が見えてます
その先もまだまだ
ピッカリ公園は続き
くどいですか? でも富士山♪
他の方のレポでは バラの段辺り以外の所では富士山はあまり見えないとなっていた様な気がしていましたが、ちょいちょい見えるポイントは有りますね
そしてスタートから約4時間で大光山到着。しかし、ほとんど展望は無く座ってくつろげるスペースも無い残念な山頂なので少し先へと進みます
直ぐに十枚山への縦走路
一旦下って登った所に展望地。特に広いスペースは有りませんが道幅が広くあまり人も来ないので隅に座ってランチにしました
富士山はほとんど見えませんが南ア南部の白い山が見えます
一番右の黒い双耳峰が笊ヶ岳でその左が布引岳だから・・白いのは荒川岳~赤石岳でしょうか?
さあ、草木へと下山しましょう
(振り向いて)最初は今までの続きの気持ち良い笹原と自然林ですが
突然! 植林帯突入(-_-;) その後ほとんどこんな感じ。あー、天国から地獄へ落とされた気分
仕方ない、ひたすら下るのみ。水場の小屋を過ぎ
おお! 何とまだリンドウが残っているではないか
片側崖の斜面が多く道は斜めで崩れやすかったり、崩落地を回避して無理矢理登山道が作られたりしていてあまり歩きやすい道ではありません
そして「大光山登山口」と書かれた道標のある堰堤の脇の登山口に出て、朝1台停めておいた駐車場(草木集落奥・3台駐車可)へと下りて行きました。ランチポイントから1時間45分
安倍峠-大光山 は大変気持ち良い道で、私が知っている限りの安倍奥の中では一番だと思いました。シロヤシオの時期にでもまた行きたいですが、大光山-草木 は出来ればもう通りたくないですね、楽しくない道です。次回行くとしたら安倍の大滝からかな。