2016年4月19日(火) 単独
長野県の泰阜村にある小城頭~鍵懸山へ行ってきました
《可愛い双耳峰の小城頭》
09:15 駐車地
10:20 漆平野分岐
10:55 小城頭 12:05
12:20 三角点・美和首
13:00 コンクリート林道出合
13:30 鍵懸山 13:35
14:35 駐車地
JR飯田線の温田駅前を通り万古隧道を抜けて
小石のたくさん落ちている細い舗装路をズンズン奥へ
時速20キロくらいしか出せないので時間掛かりました
それまで全然なかった民家がぽつんと一軒だけ現れたすぐ先が登山口
登山口の向かいに転回して駐車、この後ろにも2台ほど停められます
黄色の保安林の下には道標が横になっていました
入口の踏み跡は明瞭ですが10mくらい行くと「あれ、どっちだ?」と一瞬迷いました
道は地形図の破線よりずいぶん南側、民家の裏側見下ろしながら進んで行きます
それにしてもあの尖がりが気になって仕方ない
写真ではそうでもなくなってしまいましたが実際はもっと春色で美しい
登れないのかな、後に確認すると登れそうにはなかったです
民家裏の伐採地の先はいきなり美しい
黄緑鮮やか
キラキラ~
道は明瞭、もう迷うところはありません
地味目な山なので一番輝く季節に来たかった
ちらちら~
ふわふわ~
淡い赤の縁取りのカエデ
実に爽やか
こんなベビーリーフの頃が一番好きだぁ
良かった、今日最高じゃない?
やがて直登尾根分岐、右上真っ直ぐで山頂に着きますがパス
漆平野方面は左へ、少しの間暗い植林ですが
8分ほどでまた明るい雑木になりニッコリ♪
そして漆平野分岐、道標あります
そこからは痩せ気味の尾根
特に北側が崖状ですが密に木が生えているので恐怖感はありません
あちこちでミツバツツジが綺麗
一部開けて南側の展望、戸倉山~黒石岳と奥は熊伏山かな
もっと西の方には茶臼山も見えていました
そして山頂直下に来ました
急登で疎らな笹の中に細い切り開きと古いロープ
開山祭も行われる山なのでこれは正規ルートではないだろう
多分反対側にあるのだろうけど これ登っちゃおうっと
そして山頂、北側と西側が開けています
山名は書いておらず「ご苦労さまでした 禁煙」と
北側の眺め
奥にはまだ白い中ア
西側は茶臼山~恵那山と朝通ってきた温田駅のある阿南町の町並み
なかなかの展望です
ランチしながら見上げる、ちらちら可愛いぞ
降りは登ってきた方と反対側に、やはりこちらが正規ルートでした
西から来ると山頂下を通り過ぎて鋭角に登るかたちです
その先ややうるさい笹を分けて(道はあります)三角点・美和首へ寄道
展望なし、来た道を戻ります
道はP1019の西側を巻いて出た所に広場、使われていない?林道終点の様です
振り向くと先程居た小城頭山頂、双耳峰になっていてピコピコと可愛いですよ
そこからはひっくり返った小さな小屋や熊捕獲器、放置自動車などを見ながら進んで
コンクリート舗装の林道に出ました
この道は一般車が通れるのでココまで車で来ると山頂まで一番近いです
写真右端に駐車可
7分コンクリート道を進むと未舗装になり、正面が鍵懸山への取付ですが
もう少し林道を進んだところから取付きました
尾根に上がると山頂までずっとテープが付けられており
迷うことなく取付から18分で鍵懸山山頂、綺麗な小広場で展望は無し
周りは濃い笹で登山道以外は通常歩けない状態です
来た道を戻り今度は尾根尻へ、ココに1台分のスペースあり
そしてコンクリート道をテクテク、左手綺麗な森になっていました
地図を見ると破線が入っており、林道ショートカット出来た様です
しまった、ココ歩いて来れば良かったなと
その下、集落(5軒ほどしかない?)最奥の民家を過ぎると
こんなものがありました、校倉造りの倉だそうです
民家以外にはアマゴの養魚場、作業されていました
その上のふわふわ新緑を綺麗だな~と思いながら
静かな山間の集落(神社あり)の中、車へと戻って行きました
咲いていた花、左下のイワカガミ以外は登山口周辺で他にはスミレもありました
久しぶりの伊那谷です
雪国に比べると花は少ないですが
新緑は同様に美しい
意外に変化があって楽しめました
静かで爽やか、グッドタイミングでしたよ
・・・